虫歯予防を行うには、日々の食生活には気を遣わなければいけません。
また徹底的な虫歯予防を行いたいのであれば、お茶など当たり前のように摂取しているものにも注意すべきです。
今回は、虫歯予防を行うにあたって、相性が良くないお茶を3つほど紹介したいと思います。
濃縮還元果汁入りのハーブティー
ハイビスカスやローズヒップなどのハーブティーに、風味付けとして濃縮還元果汁をブレンドしたお茶は注意が必要です。 “果汁100%”や“砂糖不使用”と謳われていても、果物由来の天然の糖分がしっかり含まれています。
虫歯菌は人工的な砂糖だけでなく、これら果物の糖分も同じように分解して酸を作ります。
またハイビスカスなどのハーブ自体もともと酸度が高いため、果汁の酸と相まってお茶全体のpHはかなり低くなります。
体に優しいオーガニックなイメージがありますが、口の環境にとっては清涼飲料水を飲んでいるのと大差ありません。
ハーブティーを虫歯予防に活かすなら、果汁のないピュアな乾燥ハーブ100%のものを選びましょう。
ハチミツ入りのカモミールティー、ゆず茶
リラックスタイムや風邪の引き始めによく飲まれるハチミツ入りのカモミールティーやゆず茶も、虫歯予防の観点からは相性が悪いです。
ハチミツは砂糖に比べて健康的なイメージがありますが、成分の大部分は果糖とブドウ糖という単糖類です。
これらは虫歯菌が大好物とする糖分であり、容易にプラークの形成や酸の産生へと利用されてしまいます。
特に、就寝前のリラックスタイムにこれらの温かいお茶を飲むのは最悪のタイミングです。
寝ている間は、口内を洗い流して酸を中和してくれる唾液の分泌量が日中の10分の1以下に激減するため、糖分が口に残ったままになると、一晩中虫歯菌にとって天国になります。
クラフトコーラ風のスパイスティー
シナモンやカルダモン、クローブなどのスパイスを紅茶やほうじ茶ベースにブレンドしたクラフトコーラ風スパイスティーは、流行の飲み物ですが虫歯リスクが非常に高いです。
スパイスの強い刺激や独特の苦味・渋味を和らげて美味しく仕上げるために、製造過程できび糖や黒糖、ハチミツなどの強い甘みが大量に投入されています。
スパイス自体に抗菌作用があるものもありますが、それを遥かに凌駕する糖分が含まれているため、虫歯予防の観点からはおすすめできません。
また、コーラ風の味わいを出すためにレモン果汁などの酸味も加わっていることが多く、糖分と酸のダブルのリスクを抱えています。
飲む頻度には、十分な注意を払うべきお茶と言えます。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・ハイビスカスやローズヒップなどのハーブティーに、風味付けとして濃縮還元果汁をブレンドしたお茶には注意
・ハチミツ入りのカモミールティーやゆず茶も、虫歯予防とは相性が悪い
・クラフトコーラ風スパイスティーは、流行りではあるものの虫歯リスクが非常に高い
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!


